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2010年11月

2010年11月26日 (金)

豊永侑希展開催中!

前回告知をさせていただきました

豊永侑希展が24日より始まっております

今回はデッサンが5点とテンペラ画が11点です。

先生の略歴は・・・秘密(?)ですが、先生の作品の中から出てきたような不思議な雰囲気をお持ちな方です

作品を少し紹介いたします。

P1090436                   薔薇の眠り    2010年 21×16cm デッサン

P1090443                        C U P I D    2010年 18.7cm×11.8cm テンペラ・油彩

P1090469_2                      Ghislane de Feligonde   2010年 23.5×32.5cm テンペラ・油彩

先生の作品に登場する薔薇はご自分で栽培されているそうです。

日本でも数少ないオールドローズの愛好家だそうです

テンペラと油彩で描写された薔薇は、その緻密さにため息が出るほどです・・・

P1090473_2          上の作品のアップです仕事の細かさが伝わりますでしょうか・・・

P1090463

またアンティーク風な額装が作品にとても良く合っていて、

額の存在が作品をより引き立てているように感じられます

紹介出来なかった作品も素敵なものばかりですので、ぜひぜひ展覧会に足をお運び下さい!心が癒されること間違いなしです

    豊永侑希展 11月24日(月)~12月3日(金)

                 休廊日:11月28日(日)

                 営業時間10:30~18:30(最終日~17:00)

          

     

  

                                                

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2010年11月17日 (水)

次回展覧会のお知らせ

来週から始まります展覧会のお知らせです

告知なんてしたことないのに。。。

いつもと違うことをしようとしたから、今日は雨?

朝から、冷たい雨が降ったり止んだりですね

来週は、ステキな素敵なテンペラ画の展覧会です

近づく12月を、聖なる夜に向けて、心もそわそわ

そんな季節を美しく彩ってくれる

豊永侑希さんの展覧会を開催致します。

Toyonaga

今年の案内状です。

2年前から毎年この時期に豊永さんの展覧会を開催しており、今年で3回目を迎えますが、バラの数が去年よりも一昨年よりも、どどーんと増えましたよ

これだけ綿密にバラの花を描こうと思うと、どれだけの時間を費やすことになるか。。。しかもテンペラ画ですからさらに大仕事です

まだ、実物を拝見しておりませんが、今年はどんなバラで画廊を埋め尽くしてくださるのか、今から楽しみです

バラ以外のモチーフはまだ判明しておりません。

昨年は天使も舞い降りて来ました

来週まで楽しみにお待ちください。

『豊永侑希展』 11月24日(水)~12月3日(金)

休廊日:11月28日(日)

初日は、16:00頃からティーパーティーを行います。

とっても美味しいドライフルーツケーキと紅茶をご用意してみなさまをお待ちしております。

ぜひお気軽にお出掛けください。

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2010年11月15日 (月)

斎藤寛展開催中です!お初です。

今日から始まりました展覧会は、斎藤寛さんです

日本画廊ではお初です

日本画廊と言えば、古くからのお付き合いだったり、どなたかのご紹介だったり、顔馴染みの方が多いのですが、そのどちらでもなく、画廊にもさほど通ってくださっていたお客様というわけでもなく。。。画廊の雰囲気を気に入っていただいて、お申込いただいたという、何もかもお初な感じなのです。

しかも、初めての方がお申込いただいて、OKが出るというのもそうあることではないので、斎藤さんの作品は、画廊にはしっくりきているのだと思います。

ということで、情報が少ないので、朝から質問攻めにしております

簡単に略歴をご紹介します。

斎藤寛さん 59歳 

1977年 講談社フェーマススクールにて学ぶ

作家活動としては、特に団体には所属せず、1981年から、個展や2人展、グループ展など、2~3年毎に出展

2007年に自由美術展に入選

現在もお仕事の傍ら、週末などに絵画制作に励んでおられるそうです。

会場風景と今回の目玉をご紹介します

P1090307

P1090309

P1090303

                      目玉はこちら!

                          ↓

P1090304               乎 2010年 97.0×130.0cm 油彩・キャンバス

P1090308                 理 2010年 91.0×116.7cm 油彩・キャンバス

P1090306_2                 艶 2010年 72.7×116.7cm 油彩・キャンバス

イメージは、自然から。

目に映る景色を頭の中で様々な形に組み合わせて。

ここに至るまでは、イメージが散乱していてうまくまとまらなかったそうですが、このごろ固まってきたそうです。

今回は特に生き物をユーモラスに表現しており、寓話のような御伽噺のような、なにか物語が奏でられそうな、そんな風景が広がっています。

題名も、漢字一文字。

その一文字から想像してみてください。

どんな物語でしょうね。

絵本の中から飛び出してきたような、素敵な風景です。

ぜひお出掛け下さい

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2010年11月 1日 (月)

島眞一展開催中

季節はずれの台風も去り、夕べから降り続いていた雨も上がりましたね

今日は幾分か寒さも和らいで、島 眞一展の初日を迎えることができました。

島 眞一 (無所属

1942年 東京生まれ

1966年 武蔵野美術大学彫刻科を卒業

1971年 スペインに渡る(1985年まで)

スペイン在住中にも、マドリッドを中心に数回個展を開催し、帰国後も東京や名古屋で多数個展を開催

1992年に武蔵野美術大学教授に就任

2008年11月30日逝去

P1090210           

          外から内へ折れ曲がって(時を求めて)1989年作 ミクストメディア

P1090211

                 外から内へ折れ曲がって 1993年作 ミクストメディア

P1090212

島先生は、2年前の2008年、60代も半ばでお亡くなりになられましたので、今回は画廊コレクションの遺作展となります

お亡くなりになられる直前に個展をやっていただいて、次回も楽しみに!と意欲的なお言葉をいただいていただけに、残念でなりません。

お元気になられて、また素晴らしい作品を拝見できると信じておりましたので。

本当に残念でなりません。

在りし日の先生のお姿を思い出しながら、今、作品の写真を撮りました

今日は島先生の奥様がいらっしゃってくださいました。

どのような心境で作品を見つめていらっしゃるのでしょう。

おそらく、ひとつひとつの作品が生み出されていく過程も一緒に見つめて来られたのでしょうから、思い出すことも、思い入れも、誰よりも多いことでしょう。

島先生の作品は、様々な素材を用いて、表現されます。

実際、何種類の素材を使っているのか、その全てをうかがったことはありませんが、近くに寄って、これはなんだ?ここの球体は?など、想像しては楽しむ。

何を表現しているの?折れ曲がっている部分は何?

今、その答えを聞くことはできませんが、作品を通して、作家はいつまでも生き続けることができるのだなと思いました。

先生が残した作品は、先生本人が想像し、創造し、手を尽くした証ですから。

島眞一展 

11月1日(月)~12日(金)まで 休廊日:3日(水・祝)、7日(日)

ぜひ足をお運びください。お待ちしております。

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