Shizu Shimada×Olivier Debré展 開催中
今年は少し早めの梅雨入りです。
雨が降ったり止んだり
こんな季節こそ、のんびり美術鑑賞はオススメです
今週から『画廊コレクションによる Shizu Shimada×Olivier Debré展』が
始まりました
20年間フランス、ヨーロッパ画壇で活躍し、現在も国内を中心に作品を発表
し続けていらっしゃる嶋田しづ先生と、ご友人でヨーロッパを拠点として舞台
装飾や公共施設の壁画などを手掛け活躍した、オリヴィエ・ドゥブレの二人展
です。
嶋田しづ先生は、1923年樺太(サハリン)生まれ。
1942年に女子美術専門学校師範科西洋画部(現女子美術大学)を卒業後、
早稲田大学で會津八一に師事。二紀会で新人賞、同人賞、最優秀賞を受賞後、
1958年に渡仏。帰国後は国内を中心に活動中。
2007年に第15回井上靖文化賞を受賞。女子美術大学名誉博士。
オリヴィエ・ドゥブレは、1920年パリ生まれ。
1938年にパリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)に合格。叔父の建築家
ジャック・ドゥバ=ポンサンが指導する建築家のアトリエに入る。その後、ピカソの
アトリエを頻繁に訪ね、大きな影響を受ける。1965年にサロン・デ・レアリテ・ヌー
ヴェルの会員になる。展覧会に油彩画を発表、受賞する一方、公共施設の注文を
多数受けるなど、1999年に79歳で亡くなるまで活躍されました。
日本での個展は1970年と1991年。1998年に神奈川県立近代美術館で仕事の
全貌を紹介される。
今回は二人の1960年代から70年代の作品を並べてみました。
リズミカルで伸びやか、そして生命の息吹を強く感じる作品です。
ヨーロッパに愛された二人の芸術家の魅力を、ぜひご覧ください
展覧会初日にしづ先生が来廊されました。
90歳とは思えないほどお元気でした!
会期:2013 5.27(月)-6.14(金)
休廊日:6/2(日)、8(土)、9(日)
営業時間:10:30~18:30(最終日は17:00まで)
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