染木煦の一世紀展 開催中
爽やかな風にキンモクセイの芳しい香りが漂いはじめました
今週から『染木煦の一世紀』展が始まりましたので、ご紹介いたします
去年の夏頃、13年ぶりに画廊コレクションによる展覧会を開催いたしましたが
今回はご家族が所蔵されている1000点余りの作品の中から、19点の油絵を
お借りして展示しております
染木さんが南洋群島へ渡航した際の現地の風景や動物、人物画が活き活きとした
タッチで描かれています。
人物画はとても興味深い作品が沢山あります。
島によって生活や装いが違うようで、素肌に腰ミノと装飾品を付けた人もいれば
西洋の影響を受けた洋装の人も描かれています。
「マーシャルの少女」は、南洋群島がかつてドイツ領であったことを物語っています。
白いワンピースでしょうか、褐色の肌によく似合っていますね。
染木さんの作品はどれも貴重な歴史の資料と言えます。
ご家族が毎日いらっしゃいますので、色々とお話も聞けますよ
南洋群島を目指した画家や彫刻家の作品展はなかなかお目にかかれません。
この機会をお見逃しなく
秋のお散歩がてら、ぜひ足をお運びください
会期:2013 10.7(月)-10.18(金)
休廊日:10/13(日)、14(月・祝)
営業時間:10:30~18:30(最終日は17:00まで)
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