齋藤晃司展 開催中
前回告知をさせていただきました『齋藤晃司 展』が今週から始まりました
齋藤晃司(さいとうこうじ)先生は、1937年埼玉県生まれ。
1959年より前衛美術展に出品。以後、個展やグループ展、齣展に出品。
現在も齣展で活躍されています。
今回は、4年ぶり6回目の個展となります。
油彩<2010-2013 異相シリーズ>を20点展示しております
口をぽっかり開けた、様々な表情の大小の顔が並んでいます
先生によれば、自己の内深部より立ち現われるメッセージを面相を借りて
表現しているそうです。
まず、画面に黄土色の下地を塗る。この最初の下塗り作業が大事だそうです。
次に、下地を完全に乾かして上に黒を重ね塗りし、乾かぬうちに布で黒を拭き
取って形を作っていく。
拭き取り行為は無意識に行い、自動的、情動的に発動したフォルムに自分の
イメージをかぶせるようにして描いていきます。
見れば見るほど、複雑怪奇な世界。
温厚そうな先生の内に潜むものたちは、何を伝えようとしているのでしょうか。
彼らの声に一時耳を傾け、何かを感じていただければ幸いです
展覧会は26日の土曜日まで。
大型台風が接近しておりますので、お天気に気を付けて
ぜひお出掛けください
会期:2013 10.21(月)-26(土)
営業時間:10:30~18:30(最終日は17:00まで)
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