次回展覧会のお知らせ
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前回告知をさせていただきました
『画廊コレクションによる 星野真吾展』が今週から始まりました。
今年の2月に『三上誠・星野真吾 展』で一部、カラー版<人拓>シリーズを
ご紹介いたしましたが、今回は1969年から72年までの作品を14点展示
しております
あわれで 1969年 122.4×60.5cm 日本画
瓶のカケラ 1972年 91×116.8cm 日本画
卓上の静物 1972年 91×116.8cm 日本画
肉親との死別がきっかけとなって制作された<人拓>シリーズは、70年代に
入ると作品の中に金属やガラス等の硬質で人工的な製品が登場します。
60年代と70年代を比較してみると、「瓶のカケラ」のように、リアルに描かれた
ガラスの破片が加わったことで画面に緊迫感が生まれ、ガラス片=生・現実、
肉体の痕跡=死、がはっきり表現されたように感じます。
これが日本画?
そもそも日本画とは何か、と思われるでしょう。
星野がめざした既存の“日本画”という枠の払拭と革新を、ぜひ実際にご覧に
なってみてください。
この幻想的な前衛美術の世界に興味を持っていただければ幸いです。
※11月28日(木)まで、会期を延長させていただきます。
休廊日と最終日にご注意の上、お出掛けください。
会期:2013 11.11(月)-28(木)
休廊日:11/17(日)、23(土)、24(日)
営業時間:10:30~18:30(最終日は17:00まで)
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